※稼働品ですが、動作時間は計測していません
■キズ汚れ程度
風防:中
裏蓋:小(メダル無し)
ベゼル:小
ベルト:新品社外品
カレンダー:早送り不可
概要
「5626-7000」は、1960~70年代に Seiko が展開していた高級機械式ライン「King Seiko(キングセイコー)」の中でも、自動巻き・曜日/日付表示付き・ハイビート仕様を持つ代表的モデルです。
このモデルは、「実用的かつ精度も高めた国産高級腕時計」という立ち位置で、当時の日本時計産業の技術力を象徴するものでもあります。
歴史的背景
King Seiko は、グランドセイコーとは別に、国内のもう1つの「高級腕時計」ブランドとして、特に Daini Seikosha/Suwa Seikosha によって製造されました。
5626 系ムーブメント(自動巻き・25石・28,800振動/時)を搭載した「56KS」シリーズとして、1968年頃から1975年頃まで展開されていました。
5626-7000 型番はその中でも初期のハイビート自動巻き・曜日/日付付きモデルのひとつで、1970年前後(例えば1970年6月製造例あり)に登場しています。
主な仕様・特徴
ムーブメント:キャリバー 5626(自動巻き、曜日・日付表示付き)
振動数:28,800振動/時(ハイビート仕様)
フラテッロウォッチーズ
ケース:当時のキングセイコーらしいシャープなラグ・ポリッシュ面を持つステンレスケース。初期型にはワンピースケース/裏蓋に金メダリオン付きなどの特徴があるものも。
表示機能:時・分・秒・曜日(日曜=赤表示)/日付を3時位置に配置。曜日は英語・漢字切替可能なJDM仕様例あり。
デザイン:「グラマー・オブ・デザイン(grammar of design)」と称される、シャープなエッジ、反射面を活かした造形美が特徴。
モデルポジション・意義
このモデルは、グランドセイコーと並ぶセイコーの高級機械式腕時計ラインとして、国内外で「精度・質感での国産の証明」としての役割を果たしてきました。
特に「ハイビート」仕様は、当時「高振動=高精度」という時計技術の潮流を反映しており、セイコーもその流れに自社技術をもって応えた形となります。例えば、他国スイス勢との競争も視野に入れられていたと言われています。
コレクター/マニア視点での注目ポイント
裏蓋に「KS」メダリオン(初期型なら金色の丸いメダル)があるモデルは人気が高く、オリジナル度が評価されるポイントです。
ムーブメントの状態・オーバーホール履歴・ケース/文字盤のオリジナル仕様(リダン/研磨/交換部品がないか)を確認することが重要。
市場価値も近年上昇傾向にあり、例えば1年間で70%を超える価格上昇を示したデータがあります。
注意点・留意事項
製造年代が1970年頃と古いため、防水性能は現代基準では期待できず、使用・保管時には慎重な取り扱いが必要です。
パーツ(特にハイビート用ムーブ+カレンダー機構)の入手が難しい場合もあります。先述ブログでも「クリスタル(風防)構造等で交換部品が枯渇している」との指摘があります。
条件(オリジナル度・コンディション)によって価格差が大きく、同一型番でも仕様・状態により評価が大きく変動します。
カテゴリー:
ファッション##メンズ##時計##腕時計(アナログ)##自動巻き時計